JAAトップインストラクター・整体師・
上級心理カウンセラーのnadaです。
いつも有難うございます(^^♪
睡眠中のわずかな明かりが、心身にダメージを及ぼしているなどと、露ほども考えたことの無かったnadaです。
光る時計や常夜灯・テレビ・・・真っ暗な中で眠っているつもりでも、光は些細なところから入り込み、健康に悪影響を及ぼしている可能性があります。
米国科学アカデミーPNASに掲載された研究によると、ノースウエスタン大学の研究で、寝室に忍び込む光が、睡眠に顕著な悪影響があることが研究により解りました。
研究者たちは、参加者に一晩中、睡眠中に浴びる光を100ルクスまたは3ルクス(薄暗い明るさ)に変えて、その影響をテストしました。
その結果、適度な光の照射は、睡眠と体の機能に直接的な影響を与えることが明らかになりました。
睡眠中に適度な光を浴びた人は、体が昼間だと勘違いし、自律神経が活性化されます。
適度な光があることで、通常の睡眠とは違い、心拍数が上がり、血液の流れを維持する速度が上がるのです。
更に、被験者の脳は、たとえ熟睡していたとしても、断片的な睡眠に入っているような挙動を示したのです。
睡眠中に光を浴びると、実際には安眠していないことが示されたのです。
その上、光を浴びて寝た翌朝、被験者のインスリン抵抗性が高まっていました。
そして、体が血中グルコースをエネルギーとして利用できなくなり、体はより多くのインスリンを作り出します。
このことが長期に及ぶと、糖尿病などのリスクが高くなる可能性があります。
たった一晩光を浴びながら寝るだけで、ブドウ糖の使用と生産性、心臓血管の調節が変化します。
定期的に睡眠中に光を浴びると、糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクが高まってしまうのです。
寝室が暗ければ暗いほど、睡眠環境は良くなり、体を休めることが出来ます。
カーテンをしっかり閉め、アイマスクをして、発光する機器の電源を切って、安らかな眠りを得て、健康を維持していきましょう。